Azure CDN の各 SKU の特徴、トラブルシューティングの紹介

こんにちは、Azure テクニカル サポート チームの箕輪です。

先日通知されました通り、Azure CDN の Akamai SKU は、2023 年 10 月 31 日に廃止される予定です。ご検討をされているお客様は何卒ご留意いただければと存じます。

Azure が提供している CDN サービスの Azure CDN において、ご利用いただける機能やよくあるお問合せ、各 SKU の特徴などを踏まえたトラブル シューティングの手順などをご紹介いたします。
Azure CDN は現在 4 つの SKU があり、3 社の CDN プロバイダー (Microsoft / Verizon / Akamai) で CDN サービスを提供しております。
本ブログは Azure CDN で提供している 4 つの SKU の特徴や、各 SKU における情報採取手順などをまとめたブログとなります。

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Windows ゲスト エージェント (WinGA) の再インストール方法

こんにちは、Azure テクニカル サポート チームの富田です。 お問い合わせでご案内する頻度が多い、Windows ゲスト エージェント (WinGA) の再インストール方法をご案内いたします。WinGAが正常に動作しなくなった場合に再インストールを行うことで正常動作に戻ることが多くあります。 今回は下記画像の3つのサービスを一旦削除し、インストールを行うシナリオとなります。なお、バージョン 2.7.41491.971 から、WindowsAzureTelemetryService は RDAgent に統合されたため、 WindowsAzureTelemetryService が表示されない場合は WindowsAzureTelemetryService の停止・削除は不要となります。 再インストール方法 現在のWinGAをアンインストールします。 スタートを右クリックして、「A...

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データ ディスクのドライブ文字が変わる

こんにちは。Azure テクニカル サポート チームの重田です。

オンプレミス環境の Hyper-V Guest を Azure 環境に移行した際や、Azure Windows VM を一般化 (sysprep) したイメージから複製 VM を作成したところ、割り当てられていたドライブ文字が以前の状態と変わったしまった、というお問い合わせをいただくことがありましたので、検証結果を交えてご説明させていただきます。

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Azure Linux VM の OS ディスク拡張方法

こんにちは、Azure テクニカル サポート チームの青山です。 Azure Marketplace のイメージからデプロイしたほとんどの Linux VM は、OS ディスクサイズが 30GB となります。VM の用途次第では、このサイズでは / 領域が不足することがあります。そこで今回は OS ディスクの拡張方法、および、パーティション、ファイルシステムの拡張方法についてご案内します。 なお、データディスクの拡張については下記公式ドキュメントに詳細手順がありますので、こちらを参考にしてください。 Azure CLI を使用して Linux VM の仮想ハード ディスクを拡張する 注意作業前には必ず バックアップ を取得しておきましょう。 Azure ディスクの拡張Azure CLI で az login が完了していることを前提とします。CLI をインストールしていない場合は、Az...

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Azure Load Balancer のトラブルシューティング: スコーピング編

Azure Networking テクニカル サポート チームの山口です。

Azure Load Balancer (ALB) はワークロードを複数の Azure VM / VMSS に負荷分散するサービスで、最も利用されている Azure サービスの一つです。利用数が多い分、ALB を経由するエンドノード間の通信に問題が生じたといったトラブルもよくお問い合わせいただきます。そこで、そうしたトラブルにおいて、ALB の観点で原因箇所を切り分けるスコーピングの方法についてご紹介したいと思います。

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Microsoft Peering 導入時の注意事項

Azure Networking テクニカル サポート チームの山口です。

Azure のネットワークとオンプレミス拠点ネットワークを直接接続する ExpressRoute と呼ばれるサービスがあります。ExpressRoute では利用目的に応じた複数のピアリング方法が用意されているのですが、今回は Microsoft Peering と呼ばれるピアリング サービスについて注目して、その構築時に留意いただく必要のあるポイントをいくつかご紹介したいと思います。

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Azure 環境における Windows Server 2019 の日本語の言語パック適用手順について (修正展開済み)

Update: 2022/6/21 こちらの事象は現在の Windows Server 2019 イメージでは解消されておりますため、記載を削除いたしました。Windows OS に言語パックをインストールされる際の注意点につきましては、下記弊社 Windows サポート チームのブログ記事もご参照くださいますと幸いです。 言語パックインストール時のご留意点https://jpwinsup.github.io/blog/2022/06/22/UserInterfaceAndApps/LanguageSupport_IME/lp-consideration/ ...

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Application Gateway の証明書関連のトラブルシューティング

こんにちは、Azure テクニカル サポート チームの檜山です。 今回は Application Gateway の証明書まわりについてよくお問い合わせをいただくものをご紹介させていただきます。 Application Gateway をご利用時に証明書が関連する設定としては、リスナーと HTTP 設定があります。リスナーはクライアントからのアクセスを受け付ける部分で、HTTP 設定はバックエンドの Web サーバーへ接続するための定義を行う部分となります。Application Gateway の設定や構成例については以下もご参照ください。 Application Gateway の構成について Application Gateway にて End to End の TLS (クライアントからバックエンドまですべて HTTPS による通信) を構成する場合、リスナーとバックエンドの...

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Application Gateway でサブネットを変更する方法

こんにちは、Azure テクニカル サポート チームの薄井です。今回は Application Gateway V1 および V2 でサブネットを変更する方法についてご紹介します。 残念ながら現在の Azure ポータルからは、すでにデプロイした Application Gateway のサブネットを後から変更することはできません。サブネットを変更する必要性が生じたら、新しく Application Gateway を作り直すしかありません。 しかし Azure PowerShell を使うことで、 Application Gateway を作り直すことなく、既存のサブネットの設定を変更することができます。 サブネット変更方法※ 弊社検証環境でも動作の確認を行っておりますが念のため、お客様環境におかれましても事前に検証環境で動作をご確認のうえ本番環境への適用をお願いいたします。 ※ App...

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Azure リソースの意図しない削除について

こんにちは、Azure テクニカル サポート チームの安田です。 今回は意図せずリソースやリソースグループを消してしまった際のトラブルシューティングおよび、誤削除が発生しないような運用についてご案内させていただきます。 リソースの復旧についてトラブルシューティングと銘打っておきながら大変恐縮ですが、基本的に IaaS 領域のリソースについては削除されたリソースを復元するということはできません。(お客様から消してください。と言われたリソース・データを保持しておく方が色々と問題となりますので。。。) このような背景からも、「リソースグループ / リソースを誤って削除してしまいました。どうにかなりませんか?」と弊サポート部門にお問い合わせいただいても大変心苦しいのですが、復旧することは叶いません。ただし、Storage Account に限ってはわずかですが復旧できる可能性があります...

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