仮想マシンのディスク サイズを Azure PowerShell から拡張する方法

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こんにちは。Azure サポートの宇田です。
今回は Azure 仮想マシンのディスク サイズを変更する方法についてご紹介します。

クラシック (ASM) 環境の場合

クラシック環境の場合には、仮想マシンを停止したうえで Azure PowerShell から以下のように実行します。

# 仮想マシン情報を取得します
$VmConfig = Get-AzureVM -ServiceName "<クラウド サービス名>" -Name "<仮想マシン名>"


Update-AzureDisk -DiskName $VmConfig.VM.OSVirtualHardDisk.DiskName -ResizedSizeInGB 1023 -Label "<ディスク ラベル>"

# 1 つ目のデータ ディスクを 1023 GB へ拡張します
Update-AzureDisk -DiskName $VmConfig.VM.DataVirtualHardDisks[0].DiskName -ResizedSizeInGB 1023 -Label "<ディスク ラベル>"

# 2 つ目のデータ ディスクを 1023 GB へ拡張します
Update-AzureDisk -DiskName $VmConfig.VM.DataVirtualHardDisks[1].DiskName -ResizedSizeInGB 1023 -Label "<ディスク ラベル>"

リソース マネージャー (ARM) 環境で非管理ディスクの場合

リソース マネージャー環境かつ非管理ディスクを使用している場合、管理ポータルもしくは Azure PowerShell から以下のように実行します。

# 仮想マシン情報を取得します
$VmConfig = Get-AzureRmVM -Name "<仮想マシン名>" -ResourceGroupName "<リソース グループ名>"

# OS ディスクを 1023 GB へ拡張します
$VmConfig.StorageProfile.OSDisk.DiskSizeGB = 1023

# 1 つ目のデータ ディスクを 1023 GB へ拡張します
$VmConfig.StorageProfile.DataDisks[0].DiskSizeGB = 1023

# 2 つ目のデータ ディスクを 1023 GB へ拡張します
$VmConfig.StorageProfile.DataDisks[1].DiskSizeGB = 1023

# 最後に変更を適用します
Update-AzureRmVM -ResourceGroupName "<リソース グループ名>" -VM $VmConfig

リソース マネージャー (ARM) 環境で、管理ディスクの場合

リソース マネージャー環境かつ管理ディスクを使用している場合、管理ポータルもしくは Azure PowerShell から以下のように実行します。

# 管理ディスクを1023 GB へ拡張します
 New-AzureRmDiskUpdateConfig -DiskSizeGB 1023 | Update-AzureRmDisk -ResourceGroupName "<リソース グループ名>" -DiskName "<ディスク名>"

サイズ変更時の留意点

上記のような方法でサイズ変更を頂くにあたり、以下の様な点にご留意を頂ければと思います。

  • 事前に仮想マシンを停止したうえでサイズ変更をご実施ください
    (停止していない場合、その旨のエラーが表示されます)
  • 上記ではあくまでも Azure からみたディスク サイズを拡張しています
    OS 内で認識されるサイズについては、別途パーティションの拡張をお願いいたします
  • 拡張したディスクを再拡張することは可能ですが、縮小を行うことはできません
    (どうしても縮小が必要な場合は、別の小さなディスクへコピーをお願いします)

2017/11/14 更新 管理ディスクの場合について、手順を追記しました。

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